基礎とは?
基礎とは、その名の通り、家の一番下で、家を支える部分のことです。
基礎が悪いと、不同沈下を起こしたり、家そのものをダメにするために、最重要な部分です。
というわけで、ここでは、不動産投資をする上で知っておくべき、基礎について、わかりやすく解説しています。
というわけで、基礎ですが、主に、ベタ基礎、布基礎、杭基礎があります。
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ベタ基礎とは?
ベタ基礎とは、家の床下全体に、網目状に鉄筋が入ったコンクリート板がある基礎のことです。
下図のような感じです。
その名の通り、ベタっと家の床下に鉄筋コンクリート板があるので、以下の特徴があります。
1.面全体で建物を支え、地震や台風などの衝撃を効果的に地面へ逃がすことができます。
2.地面を鉄筋コンクリートで覆うのでシロアリの侵入を防いだり、地面からの水蒸気を防ぐことができます。
3.面全体で建物を支える為、軟弱な地盤の上に、よく作られる基礎です。
ただ、鉄筋コンクリート板は「面」なので、堅い地盤と、柔らかい地盤の中間に家が建つ時(下図)や、地面の中に、岩などの堅いものがあれば、不同沈下や基礎が壊れる可能性もあります。
布基礎とは?
布基礎とは、下図の右のような逆T字型をした基礎のことで、木造建築、2階建てくらいの建築物だと、もっとも多く採用されています。
ちなみに、軟弱な地盤の場合は、フーチングの幅を広げます。
ただ、最近は布基礎だと、基礎を作る際に掘る形が複雑になる為に、ベタ基礎の方が主流になりつつあります。
杭基礎とは?
杭基礎とは、軟弱地盤の時、固い支持層(堅い地盤)のところまで杭を入れる基礎のことです(下図のような感じです)。